コーチ(COACH)ブランドの商品はどこの国で作られていますか?
このブログでは「コーチ商品の生産国」についてご紹介しています。
コーチの商品(バッグ・財布)はながらく中国生産がメインでしたが、2015年頃から東南アジア諸国で生産された商品が増えています。
このブログをはじめて書いた2007年当時とは状況が違っていますので、2017年7月に改訂しました。
■目次
1.コーチ商品の多くは「中国製」は過去の話
コーチ商品に占める中国製の割合は年々減少。東南アジアでの生産が増加傾向にあります。
かつて、コーチ(COACH)ブランドの商品(バッグ・財布)は、ほとんどが「MADE IN CHINA」 = 「中国製」でした。
その当時は、「コーチ商品の90%は、中国で作られている」といわれていました。
都心の百貨店や路面店などで売られている「ブティック店向け商品」も、
郊外のアウトレットモールにあるファクトリーストアで販売されている「アウトレット店専用商品」も、
コーチの商品は「中国製」がほとんどでした。
でもそれは、2015年頃までの話です。
2017年の現在では、次のような傾向にあります。
「ブティック店向け商品」:中国製が多いものの、2016年頃からベトナム製の商品も増えてきました。
「アウトレット専用商品」:主に東南アジア。ベトナム、インドネシア、フィリピン、インドなどで生産されています。中国製は見かけなくなりました。
2.コーチ商品の生産は100%アウトソーシング
コーチ(COACH)はアメリカのブランドですが、商品はアメリカ国外、アジアの国々を中心に作られています。
コーチは2002年までに、それまで自社工場で行っていた生産を、海外工場の100%アウトソーシングに切り替えました。
今では世界の14カ国、およそ70の工場で生産が行われているそうです。
・原産国表示タグの紹介
下の写真は、ブティック店向けのレディースバッグに付いていた、ベトナムで生産されたことを表す「原産国表示」タグの写真です。
「原産国名」は、1つのタグの表裏で、英語とフランス語で表記されています。
・ベトナム製 英語表記(表)Made in Vietnam
・ベトナム製 フランス語表記(裏)Fabriqué au Vietnam
3.コーチ商品が複数の国で生産される理由
複数の国や工場で生産することで、生産工場とマーケットの距離が短くなり、世界中のマーケットにいち早く商品を展開できるメリットが生まれました。
迅速で柔軟な生産体制、多くの手作業を必要とする丁寧な仕上げ作業の効率化、生産コストやリードタイムの最適化も実現させました。
それらの国々で作られた商品は、日本はもちろん、世界中の「コーチ直営店」で販売されています。
ニューヨークでも、東京でも、「コーチ直営店で目にする商品はどれも同じ品質」なのでご安心ください。
どの工場も生産に使用する材料は同一、製品品質に関するチェック体制も確立しました。
そのため、ヨーロッパとアジアの工場で同じバッグを作ったとしても、どちらで作られたバッグであるか見分けるのはとても困難であるとのこと。
どこの工場も高い技術をもった職人が作ったものだから、当然品質は同じです。
参考図書:コーチ 進化するブランド 小学館
最新改訂:2017年7月
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