コーチ「ペイトン・コレクション」バッグ・財布 デザインの特徴



コーチ(COACH)ファンのみなさん、こんにちは。ブランドスクエアの金子です。

「ペイトン・コレクション」は、発表された年代によってデザインの特徴に変化が起こっています。

今回は、それを皆さんにご紹介したいと思います。


■コーチ「ペイトン・コレクション」デザインの特徴をご紹介。


ペイトン・コレクションのデザインの特徴は、次の3点にあると私は考えています。

  1. コーチの初期デザイナーであるボニー・カシンが考案した「ターンロック」を使用している。

  2. COACHシグネチャーの新しいデザイン「オプアートシグネチャー」を使用している。

  3. ツヤツヤした光沢の美しい「エンボス加工のパテントレザー」を使用している。


どんな特徴のあるデザインなのか順にご紹介して行きますね。


■目次

  1. 「ターンロック」と「オプアートシグネチャー」の複合デザイン

  2. 「エンボス加工のパテントレザー」が加わりました

  3. 「パテントレザーにオプアートシグネチャーのエンボス加工」が施されたバッグと財布




1.「ターンロック」と「オプアートシグネチャー」の複合デザイン


コーチの多くのコレクションやアイテムに採用されているターンロック金具。

「ペイトン・コレクションのターンロック金具」は、デザイン的に特徴があります。

次の写真で比べてみてください。どちらも財布のターンロック(TURN-LOCK)金具の拡大写真です。

  • 左:「横長な形状で金色」なのが、通常デザインのターンロック金具。

  • 右:「縦長な形状で銀色」なのが、ペイトン・コレクションのターンロック金具。

COACHターンロック通常とペイトン

取り付けている向きが違うだけじゃないの? と言われてしまえばそれまでですが、そこはきっと、コーチなりのこだわり・デザインポリシーがあってやっていることだと思います。

「縦長で銀色のターンロック金具」は、初期のペイトン・コレクションのバッグや財布に多用されていますのでご覧ください。


■「縦長で銀色のターンロック金具」とオプアートシグネチャーを組み合わせたショルダーバッグ。


両サイドに取り付けられた大ぶりのターンロック金具に迫力さえ感じるお洒落なショルダーバッグ。

「洗練されたデザインが知的で軽やか」と雑誌で紹介されていたバッグです。

「上品なくったりフォルムでコーデに大人なヌケ感が!」とも紹介されていました。ぴったりな表現ですね。

コーチ アウトレット COACH 14512 SBWBK ペイトン キャンバス オプアート シグネチャー ショルダーバッグ

コーチ ペイトン 14512SBWBK ショルダーバッグ

■「縦長で銀色のターンロック金具」とオプアートシグネチャーを組み合わせたハンドバッグ。


大きなターンロック金具は1つですが、両サイドにあるレザーの「リボンアクセント」がお洒落ですね。

このサイドに付けられた「リボンアクセント」もペイトン・コレクションの特徴のひとつです。


写真はありませんが、「リボンアクセント」はハンドバッグとトートバッグにも採用されています。

雑誌の表現では「サイドのリボンアクセントがフェミニン♪」となるようです。

コーチ アウトレット COACH 14515 SESPH ペイトン キャンバス オプアート シグネチャー キャリーオール ハンドバッグ

コーチ ペイトン ハンドバッグ14515SESPH

■「ターンロック」だけが単体で使われている長財布。


いつも見慣れているクラシック・シグネチャーの財布にも「縦長で銀色のターンロック金具」は使われています。

正面に配されたターンロック金具で開閉する長財布です。

網目模様がデザインされたブラウンレザーとターンロックのインパクトのあるデザインが魅力ですね。

コーチ アウトレット COACH 46238 SKHT6 ペイトン シグネチャー サテン チェックブック 長財布

コーチ 長財布46238 SKHT6

このように、インパクトのある「ターンロック」デザインが魅力のペイトン・コレクションですが、これら初期モデル以降、大きなターンロック金具を採用したバッグや財布は見かけなくなりました。すこし残念です。




■おまけ:大きなターンロックが配された素敵なショルダーバッグ。


「縦長形状のターンロック金具」なのですが、ペイトン・コレクションのバッグではありません。

でもデザインは、初めにご紹介した「ショルダーバッグの14512 SBWBK」にとてもよく似ています。

ゴールドのターンロック金具とレザーストライプで、目立つこと間違いなし。コーデにインパクトをプラスしたい方におススメです。

コーチ アウトレット COACH 16538 BKHGD ペネロピ シグネチャー ショルダーバッグ カーキ×ゴールド

コーチ ショルダーバッグ16538 BKHGD



2.「エンボス加工のパテントレザー」が加わりました


ファッション雑誌等で初期のペイトン・コレクションを頻繁に見たのが2010年1月号あたり。

比較的はやい期間にアウトレット店へ新しいコレクションの商品が流通しはじめたと思われ、ブランドスクエアに初期の「ペイトン・コレクション」(Peyton Collection)が入荷したのは2010年7月でした。


これからご紹介する、2012年10月以降に入荷したペイトン・コレクションのバッグは、デザインの特徴が初期のものと違っています。

特徴的だった「縦長で銀色のターンロック金具」や「リボンのアクセント」がなくなって、本当に「ペイトン・コレクション」のバッグなのかと心配になるほど、これまでと趣が違うデザインになっています。


■エンボス加工のパテントレザーが採用されたバッグ。


コーチ アウトレット COACH 20065 SVAQV ペイトン エンボスド パテント サッチェルバッグ

コーチ バッグ COACH 20065 SVAQV

パテントレザーの光沢が美しいバッグの正面には「楕円のCOACHプレート」が配され、「ターンロック」や「リボンアクセント」の面影はまったくありません。

コーチ アウトレット COACH 20028 SVAQW ペイトン エンボスド パテント ポケット 2WAY トートバッグ

コーチ バッグ COACH 20028 SVAQV

上の2つのバッグを見る限り、以前の「縦長のターンロック金具」を採用したデザインはまったく踏襲されていません。

明らかに「ターンロック」をメインにした第一世代と、
「エンボス加工のパテントレザー」をデザインの柱とした第二世代とで、デザイン傾向は区別できるようですね。

次に紹介する2013年10月に入荷した、ペイトン・コレクションの最新デザインのバッグと財布にもその傾向は引き継がれています。




3.「パテントレザーにオプアートシグネチャーのエンボス加工」が施されたバッグと財布


■「オプアートシグネチャー」と「エンボス加工のパテントレザー」の複合デザイン。


上の黒いパテントレザーのバッグ2点と、型押しされているCマークの形状を見比べてみてください。

下の「オプアートシグネチャー」は、より丸みのあるCマークとなり現代的でポップなデザインとなっています。


「Coach Op Art」は、現代アート感覚に溢れる新しいシグネチャーパターンです。

2013年秋冬のペイトン・コレクション最新デザインのバッグと財布をお楽しみください。

コーチ アウトレット COACH 26901 B4BNI ペイトン オプアート エンボスド パテントレザー スリム トートバッグ パッションベリー

コーチトートバッグ26901B4BNIベリー

Cマークが浮き上がるように見えてくるエンボス加工の巧みさは、素晴らしいと思います。

コーチ アウトレット COACH 50446B4BNI ペイトン オプアートシグネチャー エンボスド パテントレザー チェックブック 長財布 ベリー

コーチレザー長財布50446B4BNIベリー

さて、あなたはどのデザインの「ペイトン・コレクション」がお好みですか?

デザインの移り変わりはあっても、どのデザインもコーチらしくて素敵でしたね!

同じペイトン・コレクションだけど発売された時期によってかなりデザインが違っていることが、おわかり頂けたと思います。


このブログを見た皆さんに、なるほどなと思って頂ければ嬉しいです。

コーチのコレクションはまだまだ沢山ありますので、これからもちょくちょくご紹介していきますね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

改訂:2019年1月


■「ペイトン・コレクション バッグ・財布のデザイン特徴」に関連したブログのご紹介!

  1. コーチバッグの歴史、デザインの変遷、人気コレクションを紹介するブログ。

  2. コーチ マディソン・コレクションのバッグ。歴史、素材、スタイルについて。

  3. コーチ・エルゴ 人間工学を基にデザインされたCOACHアウトレットのバッグ。

  4. コーチアウトレットのホース&キャリッジ柄のバッグをまとめてご紹介。

  5. コーチ コレットの素敵なハンドバッグとショルダーバッグをご紹介!

  6. コーチ チェルシーは四角いターンロック金具がバッグのアクセント。

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